入店着席し親方に写真撮影の許可を仰ぐと「料理だけにしてください」と許可を頂いた、最初に出されたガリは酸っぱ過ぎて口直しには向かない、同席していたお客全てが食べ残していた、シャリも支店の「鮨歴々」と同じで酸っぱすぎて淡白な味のネタはシャリに負けてしまっていた、残念、ネタの保存もガラスケースじゃなく木箱だし、カウンターも一枚板で作られていて拘りは感じるが、シャリにも拘ってほしい。
店の場所が東茶屋街で有り客層が観光客が殆ど占めているのではなかろうか?、口の肥えた旦那衆や常連さんはいるのか老婆心ながら心配になった、支店として「鮨 歴々」と言う名でを近江町と金沢駅に出店している、北陸新幹線開通による観光客増を見越し、拘りを犠牲にし、商売を優先しているように感じるのは僕だけだろうか?、では評価に入ります。
1.石鯛(シャリの酸っぱさがとても気になった)
2.赤イカ(大葉を挟み短冊に切って握っているが、大葉が邪魔している、「小松弥助」の烏賊をついつい比較してします)
3.甘エビ(当然だが甘くて美味い)
4.フクラギ(まだ油の乗りはイマイチだが旨かった)
5.バイ貝(塩で頂きました、旨かったがやはりシャリの酸っぱさが)
6.トロ(大間産、抜群だ、トロは味が濃いのでそれほどシャリの酸っぱさを感じない、これが狙いかな?)
7.さわらの炙り(芳ばしいのは良いが、鰆の味が分からない)
8.小肌(締め具合は良かった、小肌は僕の大好物、これでシャリが良かったら高ポイントを付与出来たのに)
9.のどぐろ(炙ってあり、香ばしさとのどぐろの甘さがベストマッチ)
10.ヒラメの昆布〆(これも〆は抜群だが、シャリがなー)
椀物(味が薄くていただけない)
11.穴子(塩と柚子の皮で香り漬け)
12.香箱ガニのチラシと雲丹、イクラ載せ(蟹の風味が今一だったな)
最後に胡瓜の糠漬け
以上でお任せ12貫税込¥6,480でした、石川県の名の通った鮨店の中で握りの大きさは一番小さかった、だからチョット量的に足らなかったが、追加を頼む気にならなかった。
12時に入店し45分間の鮨三昧でした。 |