初回訪問:2016年4月9日(土)Lunch
評価ポイント:(ジビエ料理では一番ではないかな、個人的に!)
   前々から訪ねてみたかったジビエ料理屋さん、家内がジビエは嫌だと言うものだから中々訪ねる事が出来なかったが今回は合掌集落と桜見を兼ねてと言って誘い出しました、ランチは何処でと聞いてきたので道中で蕎麦でも食べようと誤魔化して、合掌集落見物をして、助手席で寝てる間に店頭へ、家内は仕方なしに入店、そして獣料理に不安が残る家内はカレーライスを、僕は熊鍋を注文しました、カレーライスの味に家内は大満足、熊鍋も少し食べてみて旨いとのたまわっていました、熊鍋は最後にご飯を入れて再度火にかけて雑炊仕立てにして貰っていただきました、最高に旨かったです、家内も食して大満足のランチでした、ただ壁に貼ってある紙には「平成35年12月31日をもって閉店させて頂きます、店主」とありました、事情は忙しくて聞けませんでした、ジビエ料理に興味がある人は閉店までに是非訪ねて料理を堪能した方が良いと思います、とにかく旨いよ!
   今日の本当の目的は合掌造り集落散策ではなく、その目的は残雪期の登山で雪上に腰掛ける時、尻が冷えないし汚れないようにするための毛皮製の「尻皮」を作成販売が出来るか猟師である店主に確認するためである、そしてその事を確認すると「良い毛皮が獲れたら作りますよ」と返事を貰いました、但し皮を鞣(なめ)したりベルトを付けたりすると時間が必要との事で、それは一向に構わないので出来次第連絡をお願いしました、そして住所氏名と携帯電話番号をメモし連絡をお願いして来ました、出来てくるのがとても楽しみです、手に入ったら「Tool」で紹介します。
参考(ジビエ料理とは)
ジビエとは、狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である。主にフランス料理での用語。
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訪問日:2016年4月9日、2016年6月4日、2016年11月5日、2016年11月20日
初訪問:2016年4月9日(土)Lunch
外観、桜が満開 店の前のは国道156号 入口
     
入口横には天然椎茸干しを 小上がりには熊皮の敷物 この剥製は?
     
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蕎麦引き用の石臼? え!閉店? 著名人のサイン
     
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漫画文庫? 調理に集中する店主 フードアナリスト「アスカリン」の新聞記事
     
店内をパノラマ撮影
     
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お品書き、一品料理類 お品書き、定食類 ホワイトボードのお品書きNo.1
     
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ホワイトボードのお品書きNo.2 ホワイトボードのお品書きNo.3 家内注文の「目玉焼きカレー」800円
     
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僕が注文した「熊鍋」1,700円 少ないが「熊肉」 最後は雑炊にしていただける
     
二回目訪問:2016年6月4日(土)Lunch
   今回訪れることになったのは、前回訪問時にマタギとかが尻につけている「尻皮」を狩猟で熊の皮が獲れたら譲って下さいとお願いしていました、残雪期登山で休憩時に雪上で腰を下ろし尻が冷えないようにするための物です、そして5月31日に店主から電話で「今年は熊が獲れなくて尻皮を新しく作ることが出来ないので、自分の持っているスペアがあるのでそれでよければ譲りますよ」と連絡がありました、そこでその「尻皮」を譲って貰うために家内と訪れた次第です、当然ランチ時に伺い美味しいジビエ料理を堪能しました。譲って頂いた「尻皮」の写真を掲載しておきます。
別の角度で店内をパノラマ撮影
     
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秋篠宮様お忍びで御来店に関する貼り紙 ドリンクメニュー お品書きホワイトボードNo.1
     
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お品書きホワイトボードNo.2 紙札メニュー(とにかく品数が多い) お品書きホワイトボードNo.3
     
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「熊つけそば定食」¥1,200 蕎麦、塩が振ってあり旨い この付け汁最高
     
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この煮物も味付けが素晴らしい 茄子の煮物、素晴らしい 譲って頂いた熊皮の「尻皮」
     
秋篠宮様家族隠密訪問について
   前回撮影を忘れた2015年3月27日に秋篠宮様ご家族とお付きの方々が隠密(公的ではなく私的に)でこの店に訪問された時の協力者へのお礼とお詫びの案内。
   Web上(yahooブログ)で見つけたその時の殿下や妃殿下の様子や店主との会話の内容が掲載されていましたので複写しました。もしそのホームページを主催されている方に迷惑と感じましたら連絡ください、削除します。
先週の週間文春に『秋篠宮家の五箇山お忍び旅行』の記事を見つけました。その記事の中に、御一家が熊料理を堪能されたと出ていましたが、店名は書かれていませんでした。
   そこで私は『五箇山で熊料理と言えば(高千代)さんしかない』と思い、直ぐお店を目指しました。
【著者と店主との前置き】
   お店に入るとマスターに「先日は大変でしたね」とカマを懸けて聞くと、「えぇーどうして知っているのですか!!?」と大きな声で叫ばれました。それからマスターのドタバタの話がボロボロと出てきました。
 「3月27日の昼に訪れたいと、事前にお話があり、それからが大変でした。お忍びなので他人に相談する事もできず、開店して35年の店ですからけっしてきれいな店ではないので、3日3晩掃除をしたためヘロヘロになりました。当日来店されると、緊張して緊張して『普通に、普通にして下さい』と言われましたが普通の状態が解からなくなるぐらい緊張していました」
【著者と店主の一問一答】
著者:「何人来られたのですか?」
店主:「秋篠宮様、紀子様、佳子様、ひさ仁様と御付の方全員で20人でした。」
著者:「何を食べられましたか?」
店主:「熊トロ、熊鍋、鹿鍋、キジのやきとり等本当に沢山食べられました。」
著者:「佳子様はなんと言われましたか?」
店主:「私は世界で3箇所好きな所があります。その一つが五箇山です」
著者:「紀子様はなんと言われましたか?」
店主:「メニューの裏に、自分が(またぎ)で動物の命をいただいているので『感謝』と『合掌』が書かれているのを読まれて『この文書、素敵ですね』と言われました。」
【店主と秋篠宮殿下の秘密の会話】
   店主が注文品を出し終えてカウンターの隅でタバコを吸っていると、秋篠宮様も近づいてこられ、タバコを吸われましたので「どうして私の店にこられたのですか?」聞きました。すると秋篠宮様は「五箇山を訪れるたびにこの店の前を通り、熊料理の大きな看板が気になっていました。今回やっと望みが叶いました。美味しかったです。また来たいです」と言われました。 
以上
     
三回目訪問:2016年11月5日(土)Lunch
   近くの高落葉山登山の帰りに訪れました、今回はイノシシ鍋とクマトロそして出汁巻き卵をいただきました、イノシシ鍋の味付けはとお肉はクマ鍋にも負けず劣らずである、そしてスープを残して雑炊にしてもらいました(+300円)これはもう最高です鍋を注文するなら絶対にお勧めです、クマトロは臭みとか癖もなく程よい脂の甘みがありこれもとても旨かった、出汁巻き卵は8個の卵で調理されているのでとてもデカい、僕も半分しか食べ残りは持ち帰りました、僕的には週一でも訪れたいが如何せん自宅から遠いので叶いませんが出来る限り訪問します、そして次回は「しか鍋」か「はくびしん鍋」又は「あなぐま鍋」を食してみたいものだ、ゲロゲロ!
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秋の外観 English menu(Front) English menu(back)
     
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イノシシ鍋 イノシシ鍋をアップで クマトロ
     
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右側はブナ系を食べた熊のトロ 左側はドングリ系を食べた熊トロ 出汁で雑炊に(+300円)
     
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雑炊は最高に美味い 出し巻玉子(量が多い) 店前には簡易販売所が!